疲れやすい脳は、「現在」を知らない!
注意散漫、無気力、イライラなどは
脳疲労のサインと言われています。
その根本的な原因は、
意識が常に過去や未来ばかりに向かい、
「今ここ」にない状態が慢性化していることにあります。
現在に意識を向ける「心の練習」をすることで、
疲れやすい脳を作っていきましょう!
【イマココ呼吸法】
こんなことに効果があります!
・ストレス低減
・雑念の抑制
・集中力・記憶力の向上
・感情のコントロール
・免疫機能の改善
【やり方】
①良い姿勢をとる
無理のない体制で座る。
お腹はゆったり、手は太ももの上に楽に。
目は閉じる(開けたい場合は、2mくらい先を見る)
②身体の感覚に意識を向ける。
足の裏や床、お尻と椅子、手と太ももなど身体と接触している感覚
身体が地球に引っ張られる重力の感覚
③呼吸に注意を向ける。
鼻を通る空気
空気の出入りによる胸やお腹の上下
呼吸と呼吸の切れ目
呼吸の深さ
吸う息と吐く息の温度の違い
自然と呼吸がやってくるのを「待つ」感覚で
④雑念が浮かんだら?
雑念が浮かんだ事実に気づき、注意をまた呼吸に戻す
雑念は生じて当然なので、自分を責めない
【ポイント】
1日5分でも、10分でも良いので、
毎日続けることが大事!!
同じ時間、同じ場所でやるもの良いです。
脳は「習慣」が大好きなのです。
評価や判断を加えず、
イマココの経験に対して、
能動的に注意を向ける。
言葉にすると難しく感じますが、
脳の全ての疲れやストレスは、
過去や未来から生まれるのです。
すでに終わったことを気に病んでいたり、
これから起きることを不安に思っていたり、
とにかく心がイマココにないのです。
過去や未来からくるストレスから解放されることこそが
この呼吸の目的。
先のこと・後のことに心を奪われた状態が当たり前になると、
人間はイマココに意識を向けるやり方を忘れてしまうのです。
しっかり脳を休息させたかったら、
まずはイマココにいる状態をGETしましょう。